【tdr1647】「イーストサイドカフェ」2階の窓に書かれたディズニーの演出とは
東京ディズニーランドの玄関口「ワールドバザール」
このワールドバザールはディズニーの生みの親であるウォルト・ディズニーが育った“アメリカ合衆国ミズーリ州マーセリン”の街並みを再現した場所で、クラシックなアメリカの雰囲気を楽しむことが出来るエリアでもあります。
沢山のショップが並び、お土産を買うゲストで賑わうエリアでもあるワールドバザールですが、実はこのエリア内には“夢の国らしくない”場所もあるのをご存知ですか?
その場所があるのはワールドバザールに入って、センターストリートを左に曲がった先にあるレストラン「イーストサイドカフェ」の2階。
2回に上がることは出来ませんが、その2階部分の窓をよく見てみると・・・
(左から)1番目の窓:INSURANCE(保険会社)
LIFE FIRE
2番目の窓:FENSE BROS.(フェンス兄弟)
ATTORNEYS AT LAW(弁護士)
3番目の窓:LAW OFFICES(法律事務所)
D.FENSE-O.FENSE PARTNERS
4番目の窓:DETECTIVE AGENCY(探偵社)
“We Never Sleep”
という文字を確認することが出来ます。
1番目の窓にある保険会社名の下部分には「LIFE FIRE」とあり、生命保険と火災保険を取り扱っていることが解ります。
次に2番目と3番目の窓ですが、ここはフェンス兄弟が経営する法律事務所で、事務所名の下部分に「D.FENSE-O.FENSE PARTNERS」と書いており、“守り上手なディフェンスと攻め上手なオフェンス兄弟による法律事務所”という言葉遊びが仕込まれています。
そして4番目窓にある探偵社ですが、これは実在したアメリカの私立探偵社「ピンカートン探偵社」のオマージュかと思われます。
実はピンカートン探偵社のロゴには4番目の窓と同じ「“WE NEVER SLEEP”(我々は眠ることはありません)」という文章が含まれているのです。
殆どの人がそこまで見ていないだろう場所に、ここまで細かな“遊び”を仕掛けるとは、ディズニーのこだわりがうかがえますね。