【tdr1759】キングトリトンキャッスルのちょっとした工夫

東京ディズニーシーのテーマポートの1つ「マーメイドラグーン」

映画「リトル・マーメイド」の世界を描いたこのテーマポートは、海上をモチーフにした「アバブ・ザ・シー」と海中をモチーフにした「アンダー・ザ・シー」の二つのエリアで成り立っています。

実際、海の世界は海の中のはずなのに、どうしてどちらも地上にあるのか?

それは海の王トリトンが娘と人間の結婚を認め、“人間を受け入れることを決断”し、キングトリトンキャッスルを海上にせり出させたからなのです。

この設定のため、キングトリトンキャッスルでは“ちょっとした工夫”が凝らされています。

1:海上に出てきたばかりの演出
キングトリトンキャッスルの城壁からは沢山の水流れ落ちていますが、これは海上に出てきた間もない様子を描いています。

2:水中に向かう演出
トリトンの銅像付近から下る途中、初めは「波の音」が聴こえ、その次に「海の中に潜る音」が聞こえてきます。

海上から再び海底へと向かっているんですね。

3:水中にいる演出
手すりなどが複雑に曲がった状態になっているのは、光が屈折することで物体が曲がって見える状態を表現しているから。

以上のような、海上、海中を演出するための工夫が仕掛けられているのです。

そこまで意識して見ていないゲストが大半かと思いますが、演出の意図が解れば、より海の世界を楽しめること間違いなし!

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