【tdr0589】食品パッケージにミッキーはNG?その驚きの理由とは
ディズニーの人気者「ミッキーマウス」が描かれた商品はたくさんありますよね。
今ではディズニーパークで販売されているものに限らず、市販されている商品のパッケージなどでも見る機会が多いかと思います。
特に食品の割合が多く、お菓子を中心に、カップ麺や冷凍食品、ジュースなどのドリンク飲料のパッケージなど、幅広く販売されています。
また期間限定パッケージなどでミッキーが描かれることもしばしばありますよね。
やはり人気者の起用は効果抜群。
ミッキーが描かれているだけで商品の売れ行きが上がるのですが、元々「食品パッケージにミッキーマウスを起用するのは大反対」されていました。
一体、何故大反対されていたのでしょうか?
反対していたのは「ウォルト・ディズニー」の兄である「ロイ・ディズニー」の妻「エドナ」
当時、ミッキーを食品パッケージに描こうという計画がアメリカで持ち上がっていました。それを聞いたエドナは、「ネズミの描かれた食品を誰が買うの!」と反対したそうです。
ネズミと聞くと、ドブネズミなど「汚れたイメージ」が確かにありますよね。
屋根裏にコッソリ住んで食べ物を狙うイメージもありますし、飲食店にネズミが現れようものなら、営業停止になりかねない大バッシングを受けてしまいます。
こうしたイメージを受けて、エドナは反対したのでした。
しかし、忘れてはいけないのは「ミッキーマウスはネズミであってネズミでない」ということです。
モチーフは確かにネズミですが、体は人型で、人の言葉を喋るキャラクターで、ディズニーきっての人気者です。
「ネズミ=汚い」というイメージはあっても「ミッキーマウス=汚い」ではありませんからね。
反対を押し切った結果は冒頭に書いた通り。
ミッキーの描かれた食品は大人気となり、今なお多くの商品に描かれているわけです。
もし、エドナの意見に押し切られていたら・・・ディズニーパークで定番土産である「ミッキーパッケージのお菓子類」はなかったのでしょうね。