【tdr1104】凄い影響力!「レット・イット・ゴー」を作曲したのはどんな人?

2013年11月27日(日本では2014年3月14日)に公開され、主題歌・挿入歌と共に空前の大ヒットとなった「アナと雪の女王」

その興行収入は日本だけで254億円超え。

世界中で“アナ雪ブーム”を引き起こし、巷を賑わせました。

特にブームの火付け役となった主題歌「Let it go」の存在が大きく、しばらくの間はどこかしこで流れていましたが、そんな大ヒット曲を生みだしたのはどんな人物か、ご存知でしょうか?

作詞・作曲したのはアメリカの作曲家ロバート・ロペスと同じく作曲家であり、妻のクリスティン・アンダーソン=ロペス。

実は「Let it go」は二人が“映画のために書き下ろした最初の楽曲”で、作詞・作曲するにあたり、ディズニー映画の「リトル・マーメイド」や「美女と野獣」等の他、アデル、エイミー・マン、レディー・ガガ、アヴリル・ラヴィーン、キャロル・キング等の様々なアーティストからインスピレーションを受けたそうです。

そうして作られた楽曲は、劇中におけるエルサの性格描写に大きな影響を与え、当初“悪役”として描かれていたエルサが“物語の主役”の一人に書き直されることになりました。

楽曲ひとつで物語、キャラクターのポジションさえ変えてしまったとは驚きですよね。

その影響力の大きさもあってか、2014年には米雑誌「タイム」の「世界で最も影響力のある100人」にロペス夫妻が選出。一躍、話題となりました。

因みに、夫ロバート・ロペスの経歴も凄いもので、2004年にはミュージカル「アベニューQ」でトニー賞を、2008年・2010年には「The Wonder Pets」でエミー賞を、2012年には「ブック・オブ・モルモン」でグラミー賞を受賞しています。

そして2014年に「Let It Go」でアカデミー歌曲賞を受賞したことで、エミー賞・グラミー賞・アカデミー賞・トニー賞の4つの賞を受賞した12人目の人物となりました。

しかもたった10年の期間で受賞するという最短記録を打ち出す快挙つき。

この記録を打ち破る人は当分現れないでしょうね。

関連記事

ページ上部へ戻る