【tdr0244】ディズニーリゾートでは何故待機列をQラインと呼ぶのか
日本屈指のテーマパーク「東京ディズニーリゾート」には日本全国から数万単位のゲストが訪れます。
老若男女問わず、それだけの数のゲストが入園するのですから、パーク内のアトラクション待ちはもはや当たり前で土日祝日ともなると、待ち時間は1時間以上。
それが長期休暇ともなると、1日で10万人来場するなんてこともあり、待ち時間が4~5時間なんて恐ろしい数字になることも・・・。
人気テーマパークですから混雑は当たり前、長蛇の列はごく普通の光景とも言えます。
さて、この待機列ですが、ディズニーでは別の呼び名があります。
それは「Qライン」。なんだかお洒落な呼び名ですよね。
しかし、何故「Qライン」というのでしょうか?
実は「queue(キュー)」と「line(ライン)」という二つの単語が由来。
「queue(キュー)」はイギリス英語、「line(ライン)」はアメリカ英語なのですが、どちらも順番待ちや乗り物待ちなどで生じる【列】を指す単語です。この同意語である二つの単語をつなげて「queue line(キューライン)」と呼ぶことにし、省略されて「Qライン」となりました。
つまり、直訳すれば「待機列、待機列」に・・・何だか誇張しているように聞こえますね。
それにしても、意味合いが同じでも単語が違うというのも不思議なものです。アメリカ英語もイギリス英語も同じ英語だからこそ、こういった違いは妙な感じがします。
国が変わると違いが生じるのは仕方ないことなのでしょうね。