【tdr0181】子どもの「ディズニーランド・デビュー」で気がついたこと
1歳の子供を連れて、家族で東京ディズニーランドに行ってきた方の体験談。
子供にとっては、人生初のディズニーランドです。落ち着きのない年齢で、おとなしく歩いていられないし、抱っこをせがんだり泣いたり、急に機嫌が悪くなったり・・・飲める物、食べられる物も限られます。
それを混雑している所に連れて行くのですから、なかなか思い通りにはいきません。
その方の場合、はじめからアトラクションに乗ることは予定せず、行くことにしました。いくつかショーは見ましたが、子どもの様子を見ながらです。パパやママも人間ですから、ディズニーランドに行けば自分から先に遊びたくなってしまいます。
でも「絶対あれに乗る!」「絶対ここに行く!」とこだわりすぎると、子どもの様子で予定を変更したとき、「子どもを連れて行ったせいで、あれもこれもできなかった」と、くよくよ考えながら帰ることになりかねません。
ここは考え方を切り替えないと、せっかくのディズニーランド行きが、行くたびにストレスになってしまいます。ディズニーランドのデビューは、子どもの機嫌や体調を最優先にして、皆で気分よく帰れることを目指したほうがいいと思います。
ここでは、小さな子供を連れてディズニーランドに行く際の注意点や快適に過ごせる方法などをご紹介します。
1.チケットはディズニーeチケットで
東京ディズニーリゾートオンライン予約購入サイトで購入できます。メンバー登録が面倒ですが、当日がぐっと楽になるので、ひとふんばりです。ディズニーのチケットを格安で手に入れる方法は「ない」らしいので、割り切って買ってしまったほうがいいようです。
どうすれば安く買えるか、探し回る時間の方がもったいないし、日付指定で事前に買っておけば、どんなに混んでも入園保証つきです。
あのディズニーランドのチケットが自分でプリントアウトですから、心もとない気もしますが、ゲートではQRコードだけで入園できるので便利です。通常のチケットと全く同じで、ショーの抽選やファストパスの取得も同じようにできます。
2.ベビーカーのレンタル(もしくは持ち込み)
ディズニーランドでもディズニーシーでも、ベビーカーがレンタルできます。子供連れにとって、ここは大きいポイントです。ディズニーランドの園内を歩くだけでも大変なのに、抱っこで移動では・・・自分も子供も負担が大きすぎます。
アトラクションに並ぶときは、ベビーカー置き場にベビーカーを置いて並ぶことになります。
エリアの移動だけでなく、お昼寝にも便利。夏場だとお昼寝用に日除けのカバーがついているので、これがあるのとないのとでは、ずいぶん違うようです。
もちろん、車で行く場合は、自宅から使い慣れたベビーカーを持参するといいと思います。
3.風船は子どもが大きくなってから買おう
入口入ってすぐのワールドバザールで、キャストの方が風船の販売をしています。
色がキレイで華やかで、子どもが欲しがるし、親としては子どもウケしたくて、つい買うもののひとつですが、デビュー向きじゃないかもしれません。
子どもが小さいうちは、自分で風船を持つことができません。
親が帰りまでずっと持って歩いていなければならないし、その状態で子どもの世話をしなければならないので、けっこうたいへんです。混んでいる時は、うっかりしていると風船が他の人にぶつかり、迷惑になることもあります。
風船の購入は、子どもが自分で風船を持って遊べるようになってからが良いでしょう。
4.レジャーシートは大活躍
レジャーシートは何枚か持っていくのをおすすめします。
パレードなどを待つとき、長時間、地面に敷いたレジャーシートの上で座ったり、寝転んだりして待っている人がいますが、一枚だけ敷いたところに寝ていると、下が固いので体が痛くなってくることがあります。
寝転ぶことを想定した素材や厚さのレジャーシートが売っていますから、それを買うほうがいいかもしれません。
さらに、こういった待ち時間と、子どものお昼寝時間が合うと、非常に楽です。子どものお昼寝時間と待ち時間が合うようなパレードやショーを探すのもいいかもしれません。
5.困ったらとにかくキャストへ相談を
ベビーセンターや、オムツ替えの出来るトイレなど、ディズニーランドでは設備が充実しています。
でも、いざ現地に行くと、ここから一番近いトイレはどこ?となることが多いです。
迷った時は、考え込むよりキャストに聞きましょう。自分でガイド見て悩むより早いです。キャストはなんでも知っているし、万が一、知らないことがあっても、キャスト同士が連絡を取り合っての連係プレーで、なんでも解決してくれます。これは見事。
6.ミッキーの家
子ども連れで思ったアトラクションに乗れないのは仕方がないけど、想い出になることをしたいという場合、ミッキーの家をおすすめします。
なにしろミッキーがみずから大歓迎してくれるし、1グループに限り1回、ゲストが持参したカメラで、キャストが写真を撮ってくれます。
有料ですが、プロのカメラマンにきれいな写真を撮ってもらうこともできます。
三世代対象型のコーナーだし、雨の日も実施しているので、のんびり気兼ねなく遊べるのがいいところです。
7.行く前に家族とよく話し合って、意見を合わせておくのも大切
ディズニーランドにデビューできるくらい子どもが成長した。まずそのことに感謝。子どもは成長します。ディズニーランドでの遊び方もどんどん進化します。
最初は行くのがやっとかもしれませんが、今後、ディズニーランドに連れて行くたびにできることが増えていくだろうし、すぐに大きくなって、あれもこれもとせがまれるようになるでしょう。
その時の予行演習だと思って、小さな子供とディズニーランドを楽しんでみてはいかがでしょうか。