【tdr0377】ディズニーが異例の殿堂入りを果たした?
突然ですが、「ハリウッドで殿堂入り」という言葉をメディア等で耳にしたことはありませんか?
正式名称は「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」といい、1959年にハリウッドの商工会議所によって設立されました。
映画、テレビ、音楽、ラジオ、演劇の5つある分野から活躍した人物等を20人ほどピックアップし、その中から一般投票で選ばれます。
選ばれた名前は、真鍮で縁どったテラゾ製の星型プレートに活躍した分野のシンボルマークと共に記され、カリフォルニア州ハリウッドにあるハリウッド大通りとヴァイン通り沿いの歩道に埋められます。
シンボルマークは下記の通り。
映画:カメラマーク
テレビ:テレビマーク
音楽:レコードマーク
ラジオ:DJマイク
演劇:笑い顔と泣き顔のマーク
さて、この「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に選ばれるのは人間だけではありません。
実はアニメなどのフィクションキャラクターも候補対象なのです。
日本のキャラクターでいえば「ゴジラ」、ディズニーからは「ミッキーマウス」「ドナルドダック」、「クマのプーさん」が映画のジャンルで殿堂入りしています。
流石、世界のディズニーですよね。しかし、驚くのはまだ早いです。
なんと、ディズニーランドそのものが殿堂入りを果たしたのです。
初代ディズニーパークであるカリフォルニア州アナハイムのディズニーランドが、2005年7月に開園50周年を迎えました。それを記念して、堂々殿堂入りを果たしたのです。
人物でもキャラクターでもないのはディズニーランドが初めてのこと。
しかも、映画、テレビ、音楽、ラジオ、演劇、どのジャンルにも属さないため、プレートに刻まれたシンボルマークが「シンデレラ城」という異例の対応がとられました。
世界で愛されるディズニーランドだからこそ、イレギュラーが認められたのでしょうね。