【tdr1424】ディズニーシーは元々ロサンゼルスでオープンする予定だった
2001年9月4日に開園した「東京ディズニーシー」
2016年には15周年を迎え、ますます盛り上がりを見せる日本を代表するテーマパークですが、元々は日本ではなく、ロサンゼルスのロングビーチに開園するはずでした。
それが何故、日本でのオープンとなったのでしょうか。
東京ディズニーランドの次のディズニーパークを作るという「第二パーク構想」は、ディズニーランドがオープンした5年後の1988年に発表されました。
このとき、アメリカ合衆国フロリダの「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」やフランスの「ディズニーランド・リゾート・パリ」にある“映画スタジオ系施設”の建設を考えていたのですが、“日本には映画文化に馴染みが無い”と判断し、1992年1月これを撤回。
その後、再検討した際、環境規制でとん挫したロサンゼルスの「ディズニーシー」のコンセプトを流用することになったのです。
そうして1996年5月、ウォルト・ディズニー社と基本契約を結び、翌年3月に千葉県・浦安市相手に用地譲渡などの三者協定を締結。
1998年10月に着工式が行われ、2001年9月に無事開園を果たしたのでした。
もし環境規制でとん挫することがなかったら・・・ロサンゼルスのロングビーチにディズニーシーがオープンし、人気観光スポットになっていた・・・かもしれませんね。