【tdr1423】世界ではロケットスタート、日本ではノロノロヒット「ズートピア」異例の大ヒット
2016年3月4日(日本では2016年4月23日)に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作の長編映画「ズートピア」
映画「白雪姫」から数え55作目となる本作は全米公開から3日で7,370万ドルもの興行収入を記録。あの爆発的なヒットを飛ばした「アナと雪の女王」の3日目興行収入約5,304万ドルを2,000万ドルも上回るロケットスタートを切りました。
日本では公開から62日目で70億円を突破。
「アナ雪」が70億円を突破したのが23日目、「ベイマックス」は37日目なので、日本での勢いはロケットスタートとはならなかったものの、口コミ効果を経て客足の引かない異例のヒットを記録。
公開から3カ月間、2016年の興行収入ランキング1位を更新し続けていましたが、7月16日よりピクサーの「ファインディング・ドリー」の公開が控えていることもあり、7月15日で全劇場・全スクリーンでの上映が強制終了となりました。
2016年7月31日時点での「ズートピア」の興行収入は以下の通り。
北米:約3億4,126万ドル
その他の国と地域:約6億8,179万ドル
合計:10億2,305万ドル
制作費1億5,000万ドルを大きく上回る黒字を記録。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作のアニメーション映画で10億ドルを突破したのは「アナと雪の女王」に次いで史上2番目、ピクサーの「トイ・ストーリー3」を加えても史上3番目となる快挙となりました。
「アナ雪」「ベイマックス」「ズートピア」と大ヒットを飛ばし、絶好調のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。
56作目「モアナと伝説の海」、57作目「シュガー・ラッシュ2(原題)」はどうなるのか、要注目ですね。