【tdr0725】車いすのおじいさんが過ごした心温まる出来事とは
連日多くの人で賑わう東京ディズニーリゾート。友達や恋人同士は勿論、家族連れで訪れる方も多いかと思います。今回はそんな家族と一緒に遊びにきた“あるおじいさん”の話です。
そのおじいさんは車いすに乗っており、孫二人とその両親の5人で東京ディズニーランドへ遊びにやってきました。
午前中可愛い孫と過ごし、昼食をとったおじいさん。
その後、家族に「ワールドバザールのベンチあたりで待っている」と告げ、別行動をとることにしました。
車いすでは行動が制限されますし、何より家族に負担をかけたくなかったのでしょう。夕方に合流することを決めると、おじいさんはベンチで一人、約束の時間になるのを待ち始めました。
いくら夢の国とはいえ一人でただ待つのは退屈なもの。
おじいさんがウトウトとしはじめていたところで、二人のキャストが一人でいるおじいさんを心配して声をかけてきました。
おじいさんから経緯を聞いたキャストたち。
普通ならここで「そうですか、それでは」と後を去りそうなものですが、彼らはおじいさんに面白い提案をしてきたのです。
「パークを一緒にまわりませんか?」と。
なんと、そのキャストたちはおじいさんのために、車いすを押してパークを案内しながら一周してくれたのです。そうして合流時間前にワールドバザールに戻り、キャストたちはおじいさんと別れました。
この心温まる出来事に感動したおじいさんは、後日二人のキャストのことを新聞に投書。世間に素晴らしいキャストがいることを広めたのでした。
マニュアル通りの仕事をこなすだけがサービスではない、相手に合わせて臨機応変に行動するキャストのサービス力は素晴らしいですね。