【tdr1724】S.S.コロンビア号が停泊しているのはPIER3ではない・・・?
東京ディズニーシーに停泊している豪華客船「S.S.コロンビア号」
アメリカンウォーターフロントのシンボルでもあります。
さて、この船が停泊している場所には「PIER3」と表示された桟橋が隣接しているのはご存知でしょうか?
「PIER」には「桟橋」の他にも「埠頭」という意味もあり、「S.S.コロンビア号は3番埠頭に停泊している」と認識しているゲストも多いかと思いますが・・・
実際のところS.S.コロンビア号が停泊しているのは54番埠頭なのです。
54番埠頭の証拠として、S.S.コロンビア号について書かれた新聞の一文があげられます。
そこには「March 5,1912:The S.S.columbia arrives at Pier 54 to complete preparations for her maiden boyage.(1912年3月5日、コロンビア号は54番埠頭に到着し処女航海の準備を終える)」と明確に記されているのです。
また、コロンビア号の隣にある「セイリング・デイ・ブッフェ」の外壁にも「PIER54」の文字を見ることが出来、「トイ・ストーリー・マニア!」前にある看板に描かれたマップにも、コロンビア号に隣接する桟橋に「PIER54」と表記されています。
以上の点から見て、コロンビア号は54番埠頭に停泊している、とみて間違いないでしょう。
しかし、実際に停泊している桟橋には大きく「PIER3」と記されているから不思議ですよね。
ここからは推測になりますが・・・この「PIER3」の意味は埠頭ではなく、「3番目の桟橋」という意味なのかもしれません。
54番埠頭の3つ目の桟橋。だから実際の桟橋には「PIER3」と書かれ、マップ上では「PIER54」と記されていた・・・とも考えられます。
細かな設定や背景を創り上げ演出する夢の国。
こうした「正直そこまで気にしない」ところまでしっかり演出してるからこそ、リピーターが多いのでしょうね。