【tdr0039】「トイ・ストーリー3」のあのキャラは他の作品に先に出ていた?
「トイ・ストーリー3」といえば、ピクサー・アニメーション・スタジオ製作のフルCG長編アニメーション映画で、人気シリーズの完結作。日本では2010年7月10日(アメリカでは2010年6月18日)に公開されました。
この作品で「イチゴのにおいがするピンク色の熊」がシリーズ初登場します。名前は「ロッツォ・ハグベア」。本作の物語で重要な役割を担っています。そんなピンク熊のロッツォ・ハグベアですが、実はデビュー作は「トイ・ストーリー3」ではありません。あくまで、「トイ・ストーリー」シリーズでは初登場というだけで、他の作品で既に銀幕デビューしていたのです。
その作品とは「カールじいさんの空飛ぶ家」。日本では2009年12月5日(アメリカでは2009年5月29日公開)に公開されていますから、「トイ・ストーリー3」よりも約9か月早く登場していることになります。
それにしても、どこにロッツォ・ハグベアが出ていたのでしょう?実はカールじいさんの家が飛んだあと、女の子の部屋にシーンが移り、女の子が驚くシーンがあるのですが、そのシーン左下にロッツォ・ハグベアが映りこんでいるのです。言われないと気付かない方も多いのではないでしょうか。
因みに「トイ・ストーリー3」のアンディの部屋には「カールじいさんの空飛ぶ家」に登場するカールとエリーの手紙が貼られています。この二作品の間で、このようなやり取りが隠されているとは・・・ディズニーとピクサーの遊び心には感服しますね。