【tdr1972】「ライオン・キング」変更される前のスカーの最期がエグい・・・

1994年に公開された不朽の名作「ライオン・キング」

本作に登場するヴィラン「スカー」は、そのキャラクターデザインや他にはない色気のある佇まいから、ディズニー・ヴィランズの中でも人気の高いキャラクターです。

さて、そんなスカーですが、物語のラストではシンバとの戦いで崖から落ち、仲間だったハイエナたちの怒りに触れて食い殺される・・・という惨い最期を迎えています。

このラストシーン、直接的な描写は避けているものの結構エグいですよね。

ただ、このラストシーンは「美女と野獣」のガストンが落下後に狼に食べられる・・・というボツシーンの再利用によって描かれたもの。

実はスカーは本来違うラストを迎える予定でした。

変更前のラストの内容は以下の通り。

スカーがシンバをプライド・ロックの下に投げ飛ばす

シンバは運良く、下にあった木に掴まる

スカーはシンバが死んだと思って高笑い

高笑いしているあいだに、炎がプライド・ロックの上へ燃え移り、スカーが焼け死ぬ

文字に起こしてみると、大したことのないように見えますが、このラストシーンの怖いところは「登場キャラクターが生きたまま焼かれて死ぬ」というところ。

生きたまま焼け死ぬシーンはディズニー映画としては怖すぎる、という理由からラストを変更したわけです。

・・・しかしまあ、変更前も、変更後も凄惨なラストには違いありませんけどね・・・。

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