【tdr0998】「ローン・レンジャー」は一度製作中止になったことがある

2013年8月2日に公開されたウォルト・ディズニー・ピクチャーズ配給の西部劇映画「ローン・レンジャー」

幼少のころに遭った事件への復讐を誓う悪霊ハンター「トント(ジョニー・デップ)」と、トントに死の間際を救われた男「ジョン(アーミー・ハマー)」が悪に立ち向かう物語で、公開前には様々な点で注目を集めていました。

そのひとつが、「製作中止事件」です。

製作中止が発表されたのは2011年8月12日。

この日、ディズニー側は「ローン・レンジャー」の製作が予算の問題により遅れると発表、その後、8月15日に別の西部劇映画「カウボーイ&エイリアン」の興行成績が悪いことを受けて棚上げを決定したのでした。

何故、このような事態になったのか・・・

それは製作スタジオ側であるディズニーと製作担当のブラッカイマー、監督のヴァービンスキーとの間で製作予算を巡る対立が起因と言われています。

それもそのはず、製作に割り振られた予算は2億5千万ドル。日本円にすると250億円以上の巨費ですから、対立するのも仕方ありません。

ディズニー側としては成功するか解らない時代錯誤の西部劇映画にそれだけの巨費を投じたくない、反対に監督側は「映画が必要とする物を譲歩したくない」と妥協しない製作を望んだために結果として制作が中止となってしまったのです。

その後、ジョニーやヴァービンスキーのギャラをカットするなど、削減できるところを削減し、2011年10月に再び製作がスタートしたことを発表し、2012年2月6日に撮影を開始しました。

最終的に製作費は2億1,800万ドル(日本円:222億円)となり、当初の予定よりも減額に成功したものの、大きなヒットはせず、世界興行収入は2億6420万ドル(269億円)に留まりました。

結果とは裏腹に、視聴した人たちは「面白い」と口にする人が多い「ローン・レンジャー」

やはり、西部劇映画というのが時代とかみ合わなかったのかもしれませんね。

もし、製作が中止されたままだったら見ることのできなかった作品ですから、まだ見たことのない方は是非ご覧になってはいかがしょうか?

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