【tdr0587】アンジェリカが2人?「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」撮影秘話
ディズニーが誇る大人気実写映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」
2003年に1作目が公開されると一気に人気が出てシリーズ化し、1~3作目までは「ジャック・スパロウ」をはじめ、「エリザベス・スワン」、「ウィル・ターナー」が活躍する物語が展開、4作目になるとほとんどのキャストが一新し、新スタートを切りました。
4作目である「生命の泉」でヒロインを演じたのはスペインの女優「ペネロペ・クルス」
ジャックの元恋人である女海賊「アンジェリカ」として登場し、男に負けない力強い演技で、他海賊を圧倒するような女海賊の風格を見せてくれました。
さて、新ヒロインとして大抜擢された「ペネロペ・クルス」でしたが、撮影時、彼女のお腹の中には新しい命が宿っていました。
撮影が開始されたのは2010年6月、このとき既に妊娠1か月だったのです。
妊娠1か月といえば、まだまだお腹が目立たない時期。
ですが、撮影が進むにつれ、次第にお腹が目立ってきました。
お腹が目立ってくると問題になるのが、映画の前後でのボディシェイプが噛み合わないということ。
そこで、その問題を解決したのが「ペネロペ・クルス」の妹である「モニカ・クルス」でした。
姉妹とあって二人の容姿は似ており、アンジェリカの全身が映る引きのシーンなどで姉の代役を務めたのです。
当然、代役のシーンは全て台詞なしのアップなし。
アンジェリカの姿が必要なシーンだけ、代役撮影が行われました。
そうして2010年11月19日、無事撮影が終了。
翌年の1月21日に、「ペネロペ・クルス」の第一子「レオナルド(男児)」が誕生しました。
妹の代役があったとはいえ、妊娠中に撮影をこなすとは・・・プロ女優とはいえ驚きですよね。
撮影中に事故もなく、無事出産できて何よりです。