【tdr1990】名作「リトル・マーメイド」の人気の理由は“アリエル色”にあり?

1989年11月17日(日本では1991年7月20日)に公開された、ディズニー最後の長編セルアニメーション映画「リトル・マーメイド」

2008年には舞台化され、ブロードウェイを飾ったほか、日本でも2013年より劇団四季による公演が行われている不朽の名作です。

さて、本作の主人公は赤い髪の人魚「アリエル」

それまであった人魚を題材にした作品で築かれてきた金髪の人魚ではなく、赤毛の人魚であるアリエルはキャラクターとして大成功し、作品と共に大人気のキャラクターとなりました。

世代を超えて人気を誇るアリエルですが、実はその人気の影には苦労して作られた“アリエル色”が関係していました。

海中と地上で目立つ、今までに無かった色

アリエルといえば赤毛とエメラルドのように輝くグリーンのテール(尾ひれ)ですが、実はこのテールの色合いはアリエルが誕生するまで存在しなかった色でした。

このありそうでなかった色は、ディズニーのペイントラボが“海中でも地上でも映えるよう試行錯誤して作った色”なのです。

この色を生み出すまでにペイントラボでは30種類以上の色を作成し、アリエルに合う色を模索したのだそう。

そうしてようやく誕生した、この輝くグリーンにアリエル誕生を記念して「アリエル」と名付けられたのです。

つまり、「リトル・マーメイド」の人気の影にはアリエル色が関係していたわけですね。

色の世界にも影響を与えた「リトル・マーメイド」

鑑賞の際には是非、アリエルのテールにも注目してみてくださいね。

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