【tdr1856】「レミーのおいしいレストラン」のレミーの毛は何本あるの?

2007年6月29日(日本では同年7月28日)に公開された映画「レミーのおいしいレストラン」

ピクサー長編映画8作目となる本作は、料理の才能がないシェフ見習いのリングイニと料理の才能があるねずみのレミーがパリで一番のシェフを目指し、様々な障害を乗り越える物語。

その内容もさることながら、今回注目したいのはレミーの毛の数。

ねずみのモフモフした毛並みを表現するため、ピクサー・アニメーション・スタジオでは、あの小さな体に115万70本もの植毛を施したのです。

イマイチ凄さが解らないかもしれませんが、同じピクサー映画でモフモフキャラクター「サリー」と例に出すと・・・

・「モンスターズ・インク(2001)」時が約213万本
・「モンスターズ・ユニバーシティ(2013)」時が約550万本

となっています。

あの大きな体で213万本だったのですから、小さな体に115万本というのがとんでもない数だということがお分かり頂けるでしょうか。

この毛並みには非常に神経を使っており、自然な動きを作るため「モンスターズ・インク」時は乱数発生装置を用いて表現し、高評価を得ました。

ただ、これには膨大な時間が要され、当時のコンピュータ処理能力の都合で1コマに12時間もかかったほど。

このときのノウハウが活かされ、ねずみらしい毛並みを持つレミーが誕生したのですね。

関連記事

ページ上部へ戻る