【tdr2044】転売行為への対抗措置として東京ディズニーリゾートが『レジ袋有料化』へ
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの商品を販売する店舗での、レジ袋有料化に踏み切るということです。
有料化される袋のサイズは2種類で、一律20円となるとのこと。有料化の実施は2020年10月1日より開始され、それに伴い袋の材質はそのままにデザインが変更される模様。
しかし現在提供されているレジ袋はバイオマス素材40%配合の袋のため、2020年7月から始まったレジ袋有料化の対象ではありません。ではなぜ有料化に踏み切ったのでしょうか?
レジ袋有料化についてのネット上の意見
・今までのサービスが良すぎた
・エコバックで夢の国を歩くのは興醒めする
・レジ待ちの列が長くなりそう
・袋も思い出のひとつだから1枚20円は安いと思う
・小袋をたくさんもらえるのも楽しみだったので残念
・転売する人間もいるので有料化は賛成
賛否両論あるようですが、有料化に至る理由のひとつとして、ネット上の意見の中にもあった『転売』の問題があります。
・現在はショップ袋が無料で提供されている
・小分け用として袋を要求する客がいる(常識の範囲内であれば問題無し)
・常識の範囲内であればいいが、20枚30枚と大量に要求する客が存在
・大量に提供された袋がネットオークションなどで1枚40円程で販売されている
・転売された袋はフリマアプリユーザーの間で梱包用に使用されている
常識の範囲内での要求であれば問題ありませんが、新型コロナウイルスの感染拡大によってクローズアップされ、世間に忌み嫌われている『転売ヤー』の関与が疑われる今、ディズニーファンからの『レジ袋有料化推奨』の声も後押ししたようです。
ちなみに、海外のディズニーパークではレジ袋の有料化が既に実施されており、日本のディズニーリゾートもそれにならう形となりました。
有料化されれば無駄に消費されるレジ袋が減る上、転売行為をする転売ヤーも排除できるとあって、とても良いことだと思います。
『東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの商品店舗におけるお買い物袋の有料化について』
環境問題や転売などの問題に、真摯に向き合うディズニーの姿勢が多くの人に支持され、これからもテーマパークの模範となるような夢の国でいて欲しいですね。