【tdr1374】塗り絵がリアルタイムで動き出す!ディズニーが3D化技術を開発
子供のころ誰もが遊んだであろう「塗り絵」
キャラクターの描かれた線画に色を塗る、ただそれだけの遊びで、塗り終わったら終わり。
塗るまでの過程が楽しいのであって、塗った後は特に遊ぶ用途がなかった「塗り絵」ですが、ディズニーはその塗り絵に魔法をかけることに成功しました。
なんと、紙面上のキャラクターに色を塗ることで、そのキャラクターがスマートフォンやタブレット上で3D化し、動き出すという画期的な技術を開発したのです。
しかも、驚くべきことに“3D化はリアルタイムに反映”され、色を塗っていく手の動きに合わせて画面上のキャラクターにも色がつき、筆圧や質感もそのまま反映されます。
こちらが、その塗り絵の紹介動画。
Live Texturing of Augmented Reality Characters from Colored Drawings – YouTube
この動画で解るとおり、ディズニーが開発した「Lookup map」により、色を塗られている平面のキャラクターに凹凸をつけ、色が塗られている個所をピクセルごとに検知することで、リアルタイムでトラッキングを行っています。
まだまだ改良の余地はあり、商品化のめどは立っていませんが、塗り絵に新時代が来る日はそう遠くなさそうです。