【tdr1494】「白雪姫」の成功が生んだ悲惨な事故とは・・・

世界初の長編アニメーション作品であり、世界初のカラー長編アニメーション作品として公開されたディズニー初の長編作品「白雪姫」

この成功を機に、ウォルト・ディズニーは自分の両親に家をプレゼントすることにしたのですが・・・これが悲惨な事故を生み出すこととなってしまいました。

1940年代初期、新居をプレゼントしたウォルト。

ディズニースタジオのスタッフが家の暖炉を修理し、その後にウォルトの両親が引っ越してきたのですが・・・修理に不備があり、暖炉から煙が漏れて両親は一酸化炭素中毒となり倒れてしまいました。

そして翌朝、家政婦が倒れている二人を発見し、すぐさま救出したのですが・・・父親は一命を取り留めたものの、母親は帰らぬ人となってしまったのです。

この悲惨な事件について、長年ディズニーのプロデューサーを務めたドン・ハン氏は、2014年に受けたGlamourのインタビューにて次のように語っています。

「ウォルト・ディズニーはそのことについて決して話したがらなかった。なぜなら彼は自分が買った家で起きた事故について責任を感じていたんだ。誰だって子供なら親に家を買ってあげたいと夢見るだろう。彼は言ったんだ。『二人に家を買ってあげよう』って。でも事故が起きてしまった。彼のせいでなくても、ディズニースタジオのスタッフもまったく暖炉について無知だったんだ。それがあってから彼は母の死にとりつかれていたという説があるんだ。彼が自分の母親の死に悲劇的に手を加えてしまったことが原因でね」(引用:http://www.disneynohimitsu.com/570.html)

これがきっかけでディズニーの主人公達には母親がいない、という噂も実しやかに語られています。

ウォルトの本音や作品作りの真意は、ウォルト亡き後知る由もありませんが、親孝行のつもりで購入した家で母親を亡くしたことは“想像もできないほど辛かったこと”でしょう。

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