【tdr0219】シンデレラ城の頂上は青くない?

東京ディズニーランドのシンボルとして開園当初から親しまれてきた「シンデレラ城」。青い屋根に細かな装飾が特徴で、繊細で優美なイメージを受けますよね。

さて、そんな美しいシンデレラ城、なんと29本もの塔で構成されているということをご存知でしたか?

言われてみれば確かに太い塔やら細い塔がいくつかあったような、と感じることでしょう。それらの塔の屋根が青いことから、シンデレラ城がイメージカラーとして定着したのですが、実は一つだけ青くない塔があります。

それは一番高い塔。この塔だけ青色ではなく金色なのです。

しかし、何故そこだけ金色にしたのでしょうか?

その答えは「眠れる森の美女」の城にありました。

「眠れる森の美女」の城のモデルは「ノイシュヴァンシュタイン城」を含むヨーロッパに存在する複数の城で、それらを参考にデザインが出来上がりました。そのデザインを仕上げる過程で何かインスピレーションを受けたのか、「眠れる森の美女」の城には一番高い塔の右側に金色の塔があります。

そして、そんな「眠れる森の美女」の城からインスプレーションを受けたのが「シンデレラ城」というわけです。

ちなみに金色の塔が「シンデレラ城」の頂上になったのには、ディズニーの生みの親であるウォルト・ディズニーが関係していました。生前金色が好きだったウォルトのために、「空(天国)から見つけて眺められるように」したのです。

なんとも粋な計らいですよね。

関連記事

ページ上部へ戻る