【tdr1495】「白雪姫」の七人のこびと“16の没ネーム”とは
1937年に公開された長編カラーアニメーション作品「白雪姫」
同作品のマスコット的なキャラクターと言えば“七人のこびと”ですね。
・ドック(Doc):先生
・グランピー(Grumpy):おこりんぼ
・スニージー(Sneezy):くしゃみ
・スリーピー(Sleepy):ねぼすけ
・バッシュフル(Bashful):照れすけ
・ハッピー(Happy):ごきげん
・ドーピー(Dopey):おとぼけ
七人のこびとたたちはいずれも、性格などの特徴が名前になっていますが、この名前に至るまでには50を超える案が挙げられ、厳選されていきました。
その中には・・・
・スクラッピー(Scrappy):けんか好き
・フラッピー(flappy):あわてもの
・ギャビー(Gabby):おしゃべり
・スヌーピー(Snoopy):のぞき回る
などの案があったと言われていますが、そのほか“16人の没ネーム案”が明らかになり、話題を集めました。
・タビー(Tubby):おでぶ
・バルディ(Baldy):はげ
・ダフィー(Deafy):ろうあ
・ショーティー(Shorty):ちび
・ウィージー(Wheezy):ぜいぜい
・レイジー(Lazy):のろま
・ジャンピー(Jumpy):そわそわ
・ディージー(Dizzey):ふらふら
・ヒッキー(Hickey):あざ
・ギャビー(Gabby):おしゃべり
・ニフティー(Nifty):おしゃれ
・スニッフィー(Sniffy):かっこいい
・スウィフト(Swift):すばやい
・パフィー(Puffy):はれた
・スタフィー(Stuffy):かたくるしい
・バーピー(Burpy):げっぷ
これらの案は2016年7月、白雪姫のキャラクターデザインを手がけたアルバート・ハーター氏による同作のデザイン画が公開された際に明らかとなったもので、イギリスの大手新聞ガーディアン(The Guardian)によって報じられました。
「おしゃべり」や「おしゃれ」「かっこいい」などの名前はまだ名前としてはいい方だとは思いますが、「おでぶ」「のろま」「あざ」「げっぷ」など“今の時代なら批判されそうな名前”もチラホラ・・・。
外見ではなく、性格を主に名付けられたからこそ、今なお愛されるキャラクターとして成功したのでしょうね。