【tdr0673】東京ディズニーリゾートで事故?ライド中に起きた初めての事故とは
遊園地といえば、欠かせないのがジェットコースター等のアトラクション。
これらの安全基準は国土交通省により定められており、その基準に満たないものは運用することができない決まりになっています。
東京ディズニーリゾートにおいても例外なく、その基準を守り、なおかつ自社で更に厳しい基準を設けて管理することで、無事故を目標に運営してきました。
その徹底した安全へのこだわりもあって、東京ディズニーランドがオープンした1983年から2012年もの間、ライド中の事故はありませんでした。(ただし、ライド中ではないが1986年にアトラクションのボルト落下による事故が発生し、ゲストが軽傷を負ったことはある。)
しかし、2012年5月28日、ついにライド中の事故が発生してしまいました。事故が起きたのは東京ディズニーシーのレイジングスピリッツ。
「安全バーが下がらない」という不具合が発生するも、そのままライドが動き、搭乗していた男性ゲストが慌てて降りたところ右足を打撲してしまったのです。
これによりレイジングスピリッツは一時的に運営を停止、徹底したチェックと安全対策の強化後に再稼働となりました。
近年、遊園地のジェットコースターによる転落事故が相次いでいることもあり、国土交通省は「2015年度にも安全装置に関する基準を見直す」という方針を発表したばかり。
東京ディズニーリゾートもそうですが、こうした事故が起きないようにしてもらいたいですね。