【tdr0594】不朽の名作「ライオン・キング」につけられていた仮タイトルとは
1994年に公開後、9億6千万ドルもの興行収入をあげ、アニメ映画の歴代興行収入第3位に輝き、セルビデオとサウンドトラックの売り上げがアニメ作品として世界一を記録する、ディズニーの不朽の名作「ライオン・キング」
1997年10月にはブロードウェイ・シアターでプレビュー公演が行われ、1998年に劇団四季による公演が開始。以来「無期限ロングラン」と称し、今もなお演じられているほど、長く愛されている作品ですね。
さて、そんな名作「ライオン・キング」ですが、公開前は今とは違う仮タイトルが付けられていました。
そのタイトルというのが「キング・オブ・ザ・ジャングル」。直訳すると「ジャングルの王」
「ライオン・キング(ライオン王)」も「キング・オブ・ザ・ジャングル(ジャングルの王)」もニュアンスは一緒なようにも思えますが、このタイトルではライオンを連想しない人もいるかもしれません。
また日本ではライオンが主役の「ジャングル大帝(1965年/手塚治虫)」や、ターザンのような超人が主人公の「ジャングルの王者ターちゃん(1988円/徳弘正也)」といった作品が発表されていましたから、仮タイトルが正式採用されていたら、作品のイメージが既存作品のものと混同し、いまいちパッとしなかったかもしれませんね。