【tdr0956】ピクサーがデザインした!?24時間テレビのチャリTシャツとは

1978年から毎年8月下旬の土曜日から日曜日にかけて生放送されているチャリティー番組「24時間テレビ“愛は地球を救う”」

毎年多くの募金が集まり、夏の定番番組になっていますね。

特に、毎年デザインの変わる“チャリTシャツ”への注目は高く、コンプリート目的に購入する方や有名デザイナー・アーティストなどが手掛けたデザインを目当てに購入する方が多くいらっしゃいます。

2006年、2010年にはスタジオジブリがデザインしたことで話題を集めましたが、実はスタジオジブリと親交のあるピクサーもチャリTシャツのデザインを引き受けたことがありました。

ピクサーがチャリTシャツをデザインしたのは2009年のこと。

Tシャツの中央には波打ったフォントで「24hour television」という文字がプリントされており、その上下に雲を思わせる線画、そして右上にはカラフルな風船を括りつけたレトロなテレビが描かれたデザインとなりました。

このデザインについて、ジョン・ラセターは・・・

「このTシャツは昔ながらの古いテレビをキャラクター化した”ズズ”が、空に飛んでいく場面を描いています。風船は新しい一歩を踏み出すことの象徴。風船をつけた”ズズ”が雲の上に飛んで行き「初めての旅」に出るように、私たちの人生の旅もまずは一歩を踏み出さないと何も始まらない。いつからだってスタートを切るのに遅くなんかない・・・そんな思いを込めてデザインしたTシャツです」

・・・とコメントを寄せており、デザインにかけたメッセージの深さを語られました。

ところで、風船を背負ったズズの姿を見て、何か思うところはありませんか?

沢山の風船をつけて空を飛ぶと言えば・・・ピクサーの作品「カールじいさんの空飛ぶ家」を連想してしまいますよね。実を言うと、このチャリTシャツが販売された2009年は「カールじいさんの空飛ぶ家」が公開された年でもあるのです。

もしかしたら意図したところがあるのかもしれませんね。

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