【tdr1663】ウエスタンランドに貼られた実在人物のポスターとは
東京ディズニーランドにある西部開拓時代をテーマにしたエリア「ウエスタンランド」
このエリアの建物やプロップスなど、あらゆるものが西部開拓時代を意識したもので構成されており、気分を高めてくれます。
さて、そんなウエスタンランドでは2012年にアメリカ河周辺に大きな柵を設置し、大幅クローズが行われました。
このとき、設置された柵もまたウエスタンランドのイメージに合わせた木の造りになっていたのですが、それ以外にも粋な演出が施されていました。
実は柵のあちらこちらに、当時の背景をうかがえるリアルなポスターが貼られていたのです。
しかも、その中には“実在した人物”が描かれたポスターも貼られていました。
その人物とは・・・西部開拓時代のガンマンであり興行主だった「バッファロー・ビル(本名:ウィリアム・フレデリック・コディー)」
若いころはアメリカバイソンなどの野生動物を狩り、鉄道建設労働者に食料を供給する“バッファロー・ハンター”として活躍。
後に、コロラド州で金鉱開発等に携わり、劇団を立ち上げて人気を集めたそうです。
まさしく、西部開拓時代のロマンを背負って生きてきた人物と言えます。
ちなみに、このとき貼られていたポスターには女性が描かれた物もありました。
その女性も実在した人物でバッファロー・ビルが主催する興行“ワイルド・ウエスト・ショー”の看板スター「アニー・オークレー」
射撃の腕が立ち、「27メートル離れた場所から22口径ライフルで横向きのトランプを分断。その上落ちるまでに5~6個の穴をあけることが出来た」と言われています。
それだけの腕前なら看板スターというのも頷けますね。
夢と魔法の国はいわばフェイクの世界ですが、このように実在したリアルなものが混ざっていることが多々あります。
皆さんも是非探してみてくださいね。