【tdr1962】「ライオン・キング」ヌーの大群のシーンにかかった年月が桁違いな件
1994年に公開された映画「ライオン・キング」。言わずと知れた、ディズニーが代表する不朽の名作ですね。
作中、主人公のシンバがスカーの策略にはめられてヌーの大暴走に巻き込まれるシーンがあります。
この事件をきっかけに父ムファサは死に、シンバはプライド・ランドから出て行ってしまう・・・物語の肝となるシーンですね。
よりリアルに、そしてその迫力を描くため、このシーンにはかなりの歳月が費やされました。
その期間はなんと3年!
普通なら映画1本は完成してしまう制作期間を、このシーンだけに費やしているのです。
3年かかって描かれたシーンですが本編で流れるのは経った2分半。大体5秒1ヵ月・・・といったところでしょうか。
正直、PROのアニメーターでも心が折れるような作業だったことでしょう。
短いシーンだからと妥協せず、描きたい物を描くために徹底して追求する・・・この姿勢があったからこそ、今なお色褪せない名作が生み出されたのでしょうね。