【tdr0593】クラシックミッキーはいつ引退したの?

1928年11月18日に公開された「蒸気船ウィリー」で初登場した「ミッキーマウス」

当時はモノクロ(白黒)映画だったこともあり、肌は白く、目は縦に伸びた黒い円状をしており、白目は描かれていませんでした。

シンプルかつ愛らしいデザインで人気を集め、現在も「クラシックミッキー」と呼び、多くのファンに愛されています。

そして、時代が進み、現在は肌色に白目有りのミッキーが定着していますが、いつデザインが変更されたのか、ご存知ですか?

クラシックミッキーが最後に登場したのは1939年2月3日に公開された「ミッキーの愛犬」

この時にはモノクロではなく、カラー映画だったのですが、肌は白く、大きな黒目が特徴的なミッキーが描かれていました。

それから約5か月半後の1939年7月21日に公開された「ミッキーの猟は楽し」で、初めて肌色の白目があるミッキーが登場しました。

この新デザインを描いたのはアニメーターである「ウォード・キンボール」

白目のある目は黒目のみに比べると表情表現が多彩になりますから、彼の手によって新たな命が付け加えられたといっても過言ではありません。

それにしても、既に成功していた「クラシックミッキー」のデザインを捨てて「新生ミッキー」を描くとは、大きな挑戦だったことでしょうね。

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