【tdr0528】「小さな世界」の作曲は短期間だった?

各国の民族衣装を身にまとった約550体ものフィギュアがお出迎えする「イッツ・ア・スモールワールド」

「ヨーロッパ→アジア→アフリカ→中南米→オセアニア→フィナーレ」の順にボートで進む、小さな世界一周旅行が楽しめるアトラクションです。

そして、この「イッツ・ア・スモールワールド」の曲といえば、アトラクション名そのままの「小さな世界(原題:It’s a small world)」

覚えやすく解りやすい歌詞に、記憶に残るメロディーをしていますよね。

実はこの「小さな世界」を作るに至るまでに、ウォルトは様々な案を出しました。

その一つには各国をボートで巡るというアトラクションの構成から、「各国ごとに対象の国歌を流そう」という案も出ましたが、曲調やテンポが異なり、全く合わずボツに。

そこで今度は「どの言語でも歌える」、「歌うのも演奏するのも簡単な曲」、「シンプルで可愛らしい覚えやすい曲」といったアイデアを出し、ディズニーの音楽作家であった「シャーマン兄弟(ロバート、リチャード)」に作曲依頼を出しました。

シャーマン兄弟はディズニー映画音楽の作詞作曲を主に活動し、過去には「メリー・ポピンズ」でアカデミー作曲賞、アカデミー歌曲賞を受賞しています。

そして依頼を受けたシャーマン兄弟は、わずか2週間で曲を完成させました。

完成当初は現在の編曲とは違い、スローバラード調だったのですが、完成品を聴いたウォルトの希望で現在の陽気なアップテンポ調に変更。

そうして完成したテーマソングの出来にウォルトは歓喜し、「Children of the World(当時のイッツ・ア・スモールワールドの仮称)」から「It’s a small world」にタイトルを変えたのでした。

それにしても、世界中で歌われる名曲「小さな世界」が2週間で作曲されたものなんて、とても思えないですよね。

しかも「シンプルで可愛らしい覚えやすい曲」なんていう難しい注文にも応え、この短期間で完成させていますから素晴らしい才能としか言いようがありません。

シャーマン兄弟然り、才能あふれた作曲家たちがディズニーの世界観を形成しているのですね。

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