【tdr0198】ディズニーリゾートの「手荷物検査」を早く通過するためには
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーとも、入園するすべてのゲストに対して「手荷物検査」を行います。
旅客機に乗るときと同じようなもので、ゲストの安全のためです。
ディズニーリゾートには大勢の人が集まるから、テロ対策とかしないといけないし、ディズニーリゾートは凄く楽しい場所ですから、宇宙人が「ここ楽しそうだね」って、たずねてくるかもしれないし・・・
それに、
私たちがなんとも思わない普通の持ち物でも「実はパーク内に持ち込むと危険」というものがあるからです。
禁止されている持ち物の中には、「なんでこれが危険なの~?」と思うような品物もありますが、ディズニーリゾートのような「ものすごく人が大勢集まる場所」では、思わぬ原因で、思わぬアクシデントが起こります。
前もってそれを防ぐため、そういった禁止事項が考え出されたのです。
手荷物検査が行われる場所はたくさんあります。
たとえば、開園前の東京ディズニーランドだと4カ所です。
・駐車場入り口
・東京ディズニーリゾートラインディズニーランドステーション下
・東京ディズニーランドへ続くスロープを降りた辺り
・大型コインロッカー近くピクニックエリア入り口
東京ディズニーシーでは、入園待ちの列にてチケットブースを越えた辺りと、東京ディズニーシーホテルミラコスタから東京ディズニーシーに入る前で、手荷物検査を行っています。
開園後の手荷物検査の場所は、混雑具合や時間帯によって変わることがあります。
手荷物検査と言っても、バッグの中身を一つ一つ出して、それぞれ危険があるかどうか、じっくり眺めて・・・というようなものではありません。手荷物検査の係の人が、開いたバッグの中を「チラ見」するだけです。瞬間ワザです。その一瞬で「パーク内で使ったら危ないものは入ってないか」を見分けてしまうのです。たまに中身を詳しく聞かれる場合がありますが、「防寒具」「ビデオカメラ」「子供の着替え」くらいの答えで充分です。
家電量販店の店員のお兄さんがステキだったので、それにつられて必要もないのに買ってしまったビデオカメラです。家にあるものを買ってくるなんてと、パパにずいぶん叱られてしまいました。
とまでは、説明しなくていいです。
係の人は、単に「これはなんですか?」が知りたいだけです。手荷物の中に「パーク内に持ち込んではいけないもの」が入っていた場合は、係の人が「どうしたらいいか」を教えてくれます。
たとえばパーク初心者には意外なところで、缶入りや瓶入りの飲み物は持込禁止です。でも、うっかり持ち込んでしまったとしても、没収にはなりません。「これはパーク内に持ち込んではダメですから、いただきます」と係の人が飲んでしまうこともありません。
当たり前ですが、係の人はそんなことはしません。そのかわり、係の人は『知らずに持ち込んでしまった品物は、どうすればいいか』を教えてくれます。飲み物類は「パークに入る前に飲み切るか、コインロッカーに入れてください」と言われます。
「注意されちゃった~!」と、ビクビクしてしまうものですが、係の人は叱っているわけではありません。
係の人の指示をよく聞いて、それに従ってください。
パーク内のコインロッカーに入らない、サイズの大きな荷物を持っていったときには、「園外の大型コインロッカーに入れて下さい」と言われます。持込禁止の品物はたくさん種類があるので、「ゲストが全部を知らなくて当たり前」です。係の人はなんとも思っていません。この品物はこうしてくださいね、と指示してるだけなのです。
コインロッカーの場所がわからないとか、他のことでも、気になることは係の人に質問して大丈夫です。
それより、私たちが気をつけないといけないのは「パークに持ち込む手荷物の数」です。
いくら手荷物検査が瞬間ワザだといっても、バッグが3つなら3つ開いて、5つなら5つ開いて、検査しなければなりません。
お子さん連れだったりすると、どうしても持ち物が増えてしまいますが、中に何が入っているか、すばやく見渡せるような大きなバッグで、なるべく1つにまとめた方が、検査が早くすみます。
また、ディズニーリゾートは一日のうちに何度もパーク外へ出て、再入園できますが、手荷物検査はそのたびに行われます。そのためにも手荷物を最低限にするのがおすすめです。
パーク内ではあらゆるものが買えますし、設備も充実しているので、手荷物が少なめでも、そんなに困ることはないはずです。
ちょっとおふざけが入ってしまいましたが、ディズニーリゾートでの手荷物検査を一人一人がスムーズに通過できれば、それだけ入場する時間が早くなり、結果的に皆が長くディズニーリゾートで遊ぶ時間を確保できるということにもなります。