【tdr1744】ロビーに隠されたハイタワー三世の超傲慢な性格
東京ディズニーシー屈指の絶叫アトラクション「タワー・オブ・テラー」
“最恐”と呼ばれるだけあってスリリングな体験を味わうことが出来、細かい設定と物語が用意されている人気アトラクションです。
1899年に起きたホテルオーナーの失踪事件以来、恐怖のホテルと呼ばれるようになった「ホテル・ハイタワー」
その失踪したオーナー「ハリソン・ハイタワー三世」は傍若無人で傲慢な人物として知られ、失踪前までは冒険家として世界各地をわたり、文化的遺産を“あらゆる手段”で収集していました。
ホテル内にはその時集めた美術品、文化的遺産などがそこかしこに配置されています。しかも、その殆どが雑に扱われています。
それが顕著に解るものがホテルロビーの一角の暖炉にあります。
暖炉前には「高塔」という文字が大きくあしらわれた衝立があり、ついついそっちに目が行きがちですが、注目したいのは“暖炉”そのもの。
実はこの暖炉自体が文化的遺産なのです。
その証拠は暖炉上に飾られた一枚の絵画から覗うことが出来ます。
絵画には“遺産を背にしたハイタワー三世”が描かれているのですが、その遺産こそがこの暖炉なのです。
しかも、この絵画を飾るために中央にあったはずの人型像を足だけ残して取り除いています。
折角手に入れた遺産のはずなのに、こうも雑に扱うなんて・・・傲慢という言葉だけで片付けられるものではありませんよね。