【tdr1573】「モアナと伝説の海」はジブリから影響を受けた作品?

2017年3月10日に公開を控えたディズニー最新作「モアナと伝説の海」

その公開を記念し、本作を手がけたジョン・マスカー監督とロン・クレメンツ監督の来日イベントが2017年2月9日に実施されました。

ディズニー映画「リトル・マーメイド」や「アラジン」でタッグを組んだ名コンビを迎えたイベントには主人公のモアナ役を務めた屋比久知奈さんと、モアナの祖母タラおばあちゃん役を務めた夏木マリさんも出席。

屋比久さんによる吹き替え版主題歌「どこまでもHow Far I’ll Go」が披露され、会場は大いに盛り上がりました。

さて、本作の監督の一人、ジョン・マスカー氏は大のジブリファンで、イベントでジブリ映画「千と千尋の神隠し」のキャラクター“湯婆婆”を演じた夏木マリさんに出会えたことに対して、「湯婆婆にお会いすることができて大変光栄です。宮崎駿監督作品の大ファンなのですが、『千と千尋の神隠し』では素晴らしい演技をなさっていましたね。我々も多くのインスピレーションを受けています」とコメント。

その上、宮崎駿監督が描く“自然と人間の関係”や“力強い女性主人公”といった要素に影響を受けていることを明かし、「この映画は(ディズニー作品の中で)最も宮崎監督の影響を受けた作品になったのではないでしょうか」と語りました。

宮崎監督が描く映画は確かに自立した女性の力強さが描かれているものが多くあり、反対にディズニーは王道ヒロイン・プリンセスを多く描いてきました。

だからこそ、ジブリの魅力にひかれ、影響を受けたのかもしれませんね。

“モアナ”という自立した女性による物語がどのようなものになっているのか、公開が楽しみです。

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