【tdr0603】グーフィーはデビュー当時、違う名前だった?
今や多くの人に知られるディズニーキャラクターでも、そのデビュー時は名前が付けられていなかったり、今とは全く別の名前が付けられていたりするケースが意外と多く、ディズニーを背負って立つ「ビッグ5」の一員である「グーフィー」もまた、デビュー時は今とは違う名前で登場していました。
グーフィーがデビューしたのは1932年5月25日公開された「ミッキー一座」という作品。
観客席で馬鹿笑いしながらピーナッツを頬張っている犬のキャラクター「ディピー・ダウグ (Dippy:馬鹿げた、気が変な、夢中な/Dawg:仲のいい友達)」として初登場しました。
解りやすいといいますか、何とも単純なネーミングですよね。
そして、初登場から2年後の1934年8月11日に公開された「ミッキーの芝居見物」で、現在の「グーフィー・グーフ(Goofy:まぬけな、とんまな/Goof:まぬけ、失敗)」と名付けられました。
・・・意味を知ると、現在の名前の方が可哀想な気がしてきますね。
デビューはただの脇役でしたが、2年後には正式名になり、1939年3月17日には「グーフィーの釣り天狗」で短編初主演を果たしたグーフィー。
徐々に出番が増え、ついにはディズニーの主要キャラクターの地位にまで上り詰めたのですから、単なるドジっ子とは思えませんね。