【tdr1163】「眠れる森の美女」は興行的に大失敗だった!?

カリフォルニアのディズニーランドにディズニーランド・パリ、香港ディズニーランドのシンボルとなっている「眠れる森の美女の城」

そのモチーフとなっているのは1959年1月29日(日本では1960年7月23日)に公開されたディズニー映画「眠れる森の美女」というのは周知の事実ですよね。

今では名作のひとつとして知られている「眠れる森の美女」

2014年には本作のヴィランズを主役にしたスピンオフ実写映画「マレフィセント」が公開され、ヒットを飛ばしましたが、「眠れる森の美女」自体の公開は興行的には大失敗でした。

それもそのはず、制作期間6年、600万ドル(当時の金額)を掛けて制作されたにも関わらず、その興行収入は制作費を下回る530万ドルに留まってしまったのです。

長期、巨費をかけて制作し、結果赤字となったのですから大失敗と言われても仕方ありませんね・・・。

どうして、こんなことになってしまったのか、その要因として「ウォルト・ディズニーが制作に力を入れられなかったからではないか」と言われています。

当時、ウォルトは米ディズニーランド建設で多忙を極めていました。

そのため、「眠れる森の美女」の制作に集中できず、良い作品に仕上がらなかったのではないか・・・と考えられているのです。

実際、何が原因かは定かではありませんが、もしそうだとしたら少し残念ですね。

因みに、アニメ界を震撼させたディズニー映画「白雪姫」は制作期間4年、制作費150万ドル(当時の金額)で6,100万ドル(当時の金額)という桁はずれの収益をあげる大ヒットを記録しました。

期間、費用をかければかけた分だけ良い作品が出来るとは限らない・・・良い例かもしれませんね。

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