【tdr1477】「C-3PO」と「R2-D2」のモデルは黒澤映画にあった?
世界的スペースオペラ作品「スター・ウォーズ」シリーズ。旧三部作、新三部作に続き、新シリーズがスタートし、更なる注目を集めています。
さて、本シリーズ通して出演しているキャラクターと言えば・・・「C-3PO」と「R2-D2」ですね。
お喋りでおっちょこちょいな「C-3PO」と、頼りになるけど相棒には厳しい「R2-D2」の凸凹コンビは、作中笑いを誘ったり、和ませてくれたり、作品に良いアクセントを加えています。
お笑い担当的な部分も担うコンビですが、意外なことにも“モデル”となるキャラクターが存在しました。
そのキャラクターとは・・・黒澤明監督の作品「隠し砦の三悪人」に登場する“太平と又七”
おっちょこちょいな百姓コンビで、そのやり取りはまさに「C-3PO」と「R2-D2」にそっくり。
元々、R2-D2もモデルに合わせて“おバカキャラ”にしようと考えられていたほど影響を受けており、エピソード4の冒頭、ラストシーンも類似しています。
それもそのはず、ジョージ・ルーカスが黒澤明を尊敬し、黒澤映画のファンであるため。
好きだからこそ、影響を強く受けたわけです。
いまや世界的大作シリーズとなった「スター・ウォーズ」、その根底に日本が誇る黒澤明監督の影響があったとは。さすが世界の黒澤、同じ日本人として嬉しい限りですね。