【tdr1748】その名の通りグローバル展開している新聞社

アメリカンウォーターフロントにある新聞社といえば・・・「ニューヨークグローブ通信社(The New York Telegraph)」

「タワー・オブ・テラー」で失踪したハリソン・ハイタワー三世と犬猿の仲であり、S.S.コロンビア号を作ったU.S.スチームカンパニーの社長コーネリアス・エンディコット三世が経営する新聞社で、「ビッグバンドビート」の隣に事務所を構えています。(といっても、実際はビッグバンドビートの一部)

そんな事務所の入口上部に社名が掲げられているのですが、よく見るとその両サイドには、何やら英語以外の多国語の文字も見られます。

実はこれ、この新聞社が発行している新聞名が書いてあるのです。

左上から・・・

THE NEW YORK SHIPPING GAZETTEER
(英語:ニューヨーク海運業ガイドブック)

LE JOURNAL GLOBAL DE TÉLÉGRAPHE DE NEW YORK
(フランス語:ニューヨーク世界電信新聞)

DIE NEW YORK WELT FERNSCHREIBER ZEITUNG
(ドイツ語:ニューヨーク世界電信新聞)

IL GIORNALE GLOBALE DEL TELEGRAFO DE NEW YORK
(イタリア語:ニューヨーク世界電信新聞)

O JORNAL DO TELÉGRAFO DO GLOBO DE NEW YORK
(ポルトガル語:ニューヨーク世界電信新聞)

EL PERIÓDICO GLOBAL DEL TELÉGRAFO DE NUEVA YORK
(スペイン語:ニューヨーク世界電信新聞)

とあります。

最初のニューヨークシッピングガゼッター以外は全部、「ニューヨークグローブ通信」を他国語で書いているだけ・・・なのですが、こうして見ると、この新聞社が名前通りに“グローバル展開”していたことが良く解りますね。

ちなみにですが、「ニューヨークグローブ通信」は日本語でも発行されています。

「タワー・オブ・テラー」のファストパス発券場所近くにある掲示板に、「ホテルハイタワーでの謎」と書かれた見出しの新聞があるのですが、その新聞名を見ると「東京グロ(見切れ)」とあります。

これはグローブ通信の日本版。おそらく「東京グローブ通信」という新聞名になっていると考えられます。

ニューヨークと言えば、様々な人種が集まる場所としても知られています。

だからこそ、このように多言語版の新聞を発行している、という設定なのでしょう。

これまた芸の細かい演出ですね。

関連記事

ページ上部へ戻る