【tdr0618】「タワー・オブ・テラー」の呪いの偶像はどこからやってきた?
「ディズニーシー史上最恐」のキャッチコピーで知られるフリーフォールアトラクション「タワー・オブ・テラー」
エレベーターが落下する時の浮遊感と、それに伴う恐怖は、まさにキャッチコピー通りといえますよね。
さて、「タワー・オブ・テラー」といえば、忘れてはいけないのが「呪いの偶像:シリキ・ウトゥンドゥ」の存在です。
ホテルのオーナーである「ハリソン・ハイタワー三世」を失踪させ、ホテルを恐怖の廃墟と化した元凶ですが、一体どこからやってきたのかご存知ですか?
「シリキ・ウトゥンドゥ」は元々、アフリカ大陸のコンゴ川流域にて祀られていました。この偶像には所有部族を守り、攻撃する者に対して呪いをかける力があるとされ、徐々に所有部族にも災厄を起こすことから、部族間でたらい回しにされていたのです。
1899年、骨董品収集のひとつとして「シリキ・ウトゥンドゥ」に目を付けたハイタワー三世は、そのとき所有していた「ムトゥンドゥ族」に買収を持ち寄るも断られ、強奪。
同年の12月31日に開かれた「シリキ・ウトゥンドゥ」のお披露目パーティーにより、ホテルハイタワーへと持ち込まれました。
そして、ハイタワー三世が偶像を手にエレベータに乗りこんだとき、アトラクションにもなっている落下事故が起きたのです。
呪いを信じず、粗末に扱ったためにホテルごと呪われてしまったハイタワー三世。
わざわざ遠いアフリカの地から曰く付きのものを奪ってこなければ・・・と思ってしまいますね。