【tdr1700】「ヴェネツィアンゴンドラ」が黒い理由とは
東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーの一角にある、ヴェネツィアを模したエリア「パラッツォ・カナル」
運河に佇むヴェネツィアンゴンドラは、本場さながらの姿でゲストを運びます。
さて、パラッツォ・カナルにあるゴンドラはどれも船体が黒いですよね。実は船体の色はヴェネツィアの歴史に深く関係しています。
元々様々なカラーリングのゴンドラがあったヴェネツィア。
明るく華やかな色を塗り、個性を出す人も多かったのですが、1562年、不況の時代を迎え「華やかなゴンドラに乗って浮かれず、慎もう」とヴェネツィア共和国政府の命令で“費用削減法”が実施され、黒一色に統一されるようになりました。
その後、法律が無効になるも、黒で統一することが慣例化し、今日まで黒いゴンドラが主流になったそうです。
その歴史を踏まえ、シーでも黒いゴンドラが用意されているのですね。