【tdr1680】ディズニーシーには産科もある?
東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロント内にある小さな漁村「ケープコッドエリア」
田舎町ならではのカントリーな佇まいで長閑なこのエリアには、住民を支える診療所があります。
その診療所があるのは「ケープコッド・クックオフ」正面右隣。一見するとただの一軒家に見えますが、ここが診療所なのです。
これと言った看板はなく、赤い扉のわきに「C.W.Slone,M.D.」と書かれたプレートがあるだけなので、知らない人も多いかもしれません。
さて、プレートにある「C.W.Slone,M.D.」の《M.D.》ですが、これは「Doctor of Medicine(医学博士)」という意味。
直訳すると“C.W.スローン医学博士”となるわけですが、プレートの“コウノトリが赤ん坊を運んでいる”デザインから察するに、産科も兼ねているようです。
小さな村の小さな診療所ですから、病気から出産まで全て一手に引き受けているのでしょう。
村にとっては頼りになる、欠かせない存在だということが察せます。
非リアルな夢の国でありながら、リアルな時代背景や設定に拘っているディズニーパーク。
何度行っても飽きないのは、こうした徹底した演出があるからこそなのでしょうね。