【tdr0926】プロメテウス火山の名前の由来とモデルとは?
東京ディズニーシーの中央にそびえる「プロメテウス火山」
定期的に起こる噴火と山頂からあがる噴煙の光景は、まるで本物の火山のような迫力ですよね。
そんな東京ディズニーシーのシンボルでもある「プロメテウス火山」ですが、その名前の由来が何からきているかご存知でしょうか?
実は「プロメテウス」というのはギリシア神話に登場する“神様”の名前なのです。
プロメテウスは全知全能の神である「ゼウス」の命令に背き、人類に天地創造の力を持つ「神の焔」を与えたと言われる“炎にまつわる神様”で「炎=火山」の繋がりにより、その名前が付けられました。
人類に発展をもたらした炎を与えた神の名前が付けられているとは・・・なんだかロマンチックですよね。
因みに、プロメテウス火山のモデルはイタリアのカンパーニア州にある火山「ヴェスヴィオ山」という火山。
現在は噴火していないものの、紀元79年8月24日に大噴火を起こし、火砕流でポンペイ市を、土石流でヘルクラネウムを埋没させたことで有名で、登山電車「ヴェズヴィアナ鋼索線」開通のテーマ曲「フニクリ・フニクラ」が作られたことで知られています。
頂上からはナポリの街並みが一望でき、トレッキングスポットとしても人気の場所になっています。
ギリシア神話の神様の名前に、イタリアの有名な火山がモデルとは、迫力満点なプロメテウス火山にピッタリですね。