【tdr1774】ロストリバーデルタの細い橋はやっつけで造られた?
ロストリバーに架っている3つの橋、その真ん中にある橋「プエンテ・アル・テンプロ(puente al templo)」は、両サイドにある橋と比べるとやけに細く、造りが良くありません。
スペイン語で「神殿への橋」という名前が付けられているのに、何故、こんなにも簡素で適当な造りになっているのでしょうか。
実はこの橋、現地にある材料で“急いで造られた”ものなのです。
ロストリバーデルタの舞台は1930年代の中央アメリカ奥地のジャングル。
物資が常に不足しているような環境で、神殿へと通じる橋を急いで架けなければならず、丸太やロープなどのあり合わせの材料を持ち寄り造られました。
橋の途中から、フェンスが木材からロープになっているのも材料不足によるものなんですね。
因みに、ロストリバーデルタの「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」のテーブルや椅子のデザインがバラバラなのも、同じく物資不足によるもの。
ジャングルの奥地で物資不足のはずなのに、きちんと同じもので揃っていたら確かに変な感じがしますからね。
言われるまで気づかなくとも、言われてみると納得できる。
こうした細かなこだわりが、ディズニーの魔法の秘密なんでしょうね。