【tdr0832】ディズニーリゾートの熱帯植物はどうやって越冬しているの?
緑豊かな東京ディズニーリゾートでは数百種類にも及ぶ植物を、僅か100名ほどの植栽担当のキャストが管理を行っています。
パーク内にはポピュラーなものから、珍しいものまで、あらゆる植物が植生しており、プラントハンティングをするゲストも少なくありません。
中でも、日本ではあまり見ることのできない熱帯植物は必見。
東京ディズニーランドのアドベンチャーランドや、東京ディズニーシーのロストリバーデルタなどで多く見ることが出来ます。
さて、ここで疑問です。
東京ディズニーリゾートで管理されている熱帯植物たちは、どのようにして日本の冬を越しているのでしょうか。
熱帯植物は、その名の通り熱帯地方で生育する植物。
高温多湿な環境を好むため、マイナスまで下がる乾燥した日本の冬は、普通なら耐えることが出来ません。
しかし、東京ディズニーリゾートの熱帯植物は元気に越冬しています。
何故、そのようなことが出来るのか・・・その理由は地中にありました。
実は熱帯植物が埋まっているエリアの地中に熱線を埋め、その熱で地中を温めることで越冬を可能にしているのです。
植物が元気に育つ環境が整っているからこそ、美しい緑が育つわけですね。