【tdr0210】マークトウェイン号の母港は何処?
東京ディズニーランドのウエスタンランドに浮かんでいる蒸気船「マークトウェイン号」
「水上の宮殿」とも呼ばれるほど豪華な装飾で彩られおり、1層目のメインデッキ、2層目のプロムナードデッキ、3層目のテキサスデッキと操舵室で構成された4層構造の船。
定員数はなんと475人。
一目見ただけで、その大きさには驚かされるかと思います。
それでいて、本当に「アメリカ河」をクルージングするのですから、テーマパークの域を脱していると言えます。
人を乗せて運航する大きな船・・・となると、絡んでくるのは船舶法。実は「マークトウェイン号」は、船舶法に基づき、旅客船として登録されているのです。登録の際には船名と船籍港の登録が必要になります。このため、船名は「マークトウェイン号」として登録され、船籍港はなんと「浦安港」に定められているのです。
「マークトウェイン号」が常にあるのは東京ディズニーランド内の「アメリカ河」ですが、やはりテーマパーク内を母港にすることはできないということですね。
ちなみに船体には船名の他、船籍を表記しなければならない決まりがあるので、「マークトウェイン号」の船尾下にも船籍港である「浦安」という文字がきちんと表記されています。当然、ゲストの目には触れないように配慮されていますが、これを知ってしまうと是非見てみたいと思いますよね。
船と言えば、東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにも「S.S.コロンビア号」という豪華客船がありますよね。これもまた、船舶法が絡んでるかと思いきや・・・実は「豪華客船型建造物」であるため、船舶法は関係ありません。
夢の国にもこういった裏地情があると思うと、いつもとは違う角度でパーク内を巡ることができますね。