【tdr1123】「ペニーアーケード」って、どういう意味?
東京ディズニーランドのワールドバザールにあるゲームセンター「ペニーアーケード」
アメリカで19世紀後半から20世紀初頭にかけて流行ったアーケードゲーム機を20台ほど揃えており、10円玉や100円玉1枚で楽しむことが出来るゲームセンターです。さて、そんな「ペニーアーケード」ですが、何故「ゲームセンター」ではなく「ペニーアーケード」と呼ぶのか、ご存知でしょうか?
実はアメリカ・カナダでは、イギリス通貨「ペニー(複数はペンス)」の影響から「1セント」のことを「ペニー」と呼ぶ習慣があり、1セントで遊ぶことが出来るゲームセンターのことを「ペニーアーケード」と呼ぶのです。
理由を知ると、なるほど納得ですね。ちなみに、アメリカ・カナダでは「ペニー」以外にも硬貨の別称があり・・・
1セント:ペニー
(イギリス通貨「1ペニー」が由来)
5セント:ニッケル
(銀不足だった戦争時、ニッケルと銅の合金で作られたため)
10セント:ダイム
(フランス語で「10分の1」を意味する「disme(現代の綴りはdîme)」が由来)
25セント:クォーター
(1ドルの4分の1だから)
50セント:ハーフダラー
(1ドルの半分だから)・・・というように数によって別称も異なり、日常的に使用されています。
知らないと困ってしまいそうですね。