【tdr0461】赤ちゃんがハイハイしても大丈夫?ナイトカストーディアルの夜間清掃

東京ディズニーリゾートの維持・管理人「カストーディアル」

パーク内の清潔を維持するために、毎日、朝から晩まで15分交代で300人ずつ清掃に励んでいます。

ゲストに当たらないよう、トイ・ブルーム(ほうき)を体にピタリと付け、ローラースケートで素早く移動し、落ちているゴミを15分以内に片付けるよう目指しながら、日夜頑張っているわけです。

しかし、そんな彼らが働くのはゲストのいる時間帯ですから、出来る範囲だけの清掃しかできません。

本格的な清掃が行われるのは閉園後の深夜0時から7時の間。この時間帯のカストーディアルキャストのことを「ナイトカストーディアル」と呼びます。

ナイトカストーディアルの清掃は主に水洗いです。

地面に水をまき、ブラシで磨くのですが、ただ簡単に磨いて「はい、終わり」ではありません。

彼らの掃除をする上での指標に「地面の掃除は赤ちゃんがハイハイ出来るほど、綺麗にしなければならない」というものがあります。

これは比喩でも何でもなく、「清潔を維持しなければいけない赤ちゃんが足を引きずりハイハイしても、汚れないぐらいに綺麗にする」という文面通りの意味合いを込めた、とんでもない指標なのです。

一般的な感覚では「そんな無茶な」と思ってしまいますよね。

しかし、彼らにとってはそれが当たり前なのです。

さて、毎日のように閉園後の水洗いをしているわけですから、当然、使用される水量はとんでもない桁になります。

近年は特に「エコ」にうるさいですから、この取り組みにもやっかみが飛んできそうですが、彼らは決して無駄遣いをしているわけではありません。

必要なだけの水を使用し、清掃しているのです。

1987年、関東に水不足が生じた際も、東京ディズニーランドでは夜間の清掃をやめることはありませんでした。

その分、節水を心がけ、雨水なども利用していたからです。

そこまでするほど、ディズニーパークでは「夜間清掃」に力を入れている、とも言えますね。

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