【tdr0092】アステカの金貨を入れた石櫃の行方
人気アトラクション「カリブの海賊」をモチーフにしたジョニー・デップ主演映画といえば「パイレーツ・オブ・カリビアン:呪われた海賊たち」。2003年7月9日(日本では2003年8月2日)に公開され、全米で約3億500万ドル、日本では68億円の興行収入を得た大ヒット海賊映画です。
第一作目となる本作では、少年期の「ウィル・ターナー」が持っていた黄金のメダル「アステカの金貨」を求めて現れた「バルボッサ率いる海賊団」との戦いの物語。「アステカの金貨」を盗んだことで呪いをかけられ、月夜の下では忌まわしい姿になる「バルボッサ率いる海賊団」は、作中で呪いを解くために882枚ある「アステカの金貨」を全て集め、石櫃に納めようとしていましたね。
あの石櫃、大男一人が余裕で入れるほどの大きさでしたが、撮影後はどうなったと思いますか?
あれだけの大きさです。普通なら処分するかと思いますよね。もしくは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の展覧会等に再利用・・・といっても保存場所に困りそうです。
さて、では実際どうなったかと言いますと、処分されることなく再利用されています。その再利用場所はカリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランド「カリブの海賊」。2006年のリニューアルを機に設置され、現在はアトラクションに乗ることで直接見られるようになっています。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」ファンなら是非一度は見てみたい代物でしょう。とはいえ、アナハイムは気軽に行ける場所ではないですからね。東京ディズニーランドにも劇中で使用した小道具を盛り込んでほしいものです。