【tdr0693】自動車教習所で使用されていたグーフィーの短編作品とは

ディズニーには長編作品のほかに沢山の短編作品があります。

その短編作品の中のグーフィーシリーズには、アメリカの自動車教習所で使用されていた作品があるのをご存知でしたか?

その作品のタイトルは・・・「グーフィーの自動車大好き(Motor Mania)」

グーフィーの短編映画シリーズ26作目として1950年6月30日に公開された作品です。自動車教習所にふさわしそうなタイトルですが、一体どんな物語なのでしょうか。

主人公はグーフィー演じる「ウォーカーさん(Mr.Walker)」

ごくごく平凡な人物で、常識や知性も普通に持ち合わせ、親切で礼儀正しく、蟻さえ殺せない心優しい立派な市民です。そんなウォーカーさんは自分のことを「安全運転をする良いドライバー」だと思っているのですが、ひとたびハンドルを握ると豹変。

優しかった顔は悪役のように歪んで「怪物(Mr.Wheeler)」に変身してしまうのです。

こうなると誰も彼を止められず、暴走運転で周囲の車との衝突を繰り返したり、道路の真ん中を陣取ってわざとゆっくり走ったり、とやりたい放題。

縦列駐車も前後の車にお構いなしでぶつけまくり、車はボッコボコ。そして最後は動かなくなり、レッカーされるという始末。

「自動車大好き」という邦題からは想像のつかない物語ですよね。

安全運転とは程遠い内容の作品ですが、「暴走運転をすると危ない」、「ハンドルを持って豹変しないように」という反面教師的な意味から、公開後の数年間教習所で使用されたそうです。

皆さんも車を運転する際はグーフィーのように豹変することのないよう、安全運転を心掛けましょうね。

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