【tdr0510】新入社員の新人研修にカストーディアルの実習がある

どんな企業にも新入社員として入社すると、「新人研修」があるもの。

その期間は企業によって違うものの、おおよそは3か月程度設け、その企業に必要なスキルを磨きます。もちろん、オリエンタルランド社にも3か月の新人研修は用意されているのですが、その内容には一体何が含まれていると思いますか?

実は、新人研修の3分の1にあたる1か月もの間、カストーディアルの実習が行われるのです。

カストーディアルとは、ディズニーパークの清潔を維持する管理人のこと。平たく言えば、「清掃員」です。その清掃員の仕事を1か月みっちりと実習するのです。

「清掃員」というと聞こえは悪いですが、カストーディアルはディズニーパークを維持するためにとても重要な存在。

パーク内を綺麗に保つことでゲストの笑顔を引き出すことに繋がりますし、清掃だけでなく、カストーディアル自身がパフォーマンスを行ってゲストを笑わせることもあります。いわば、ディズニーパークにとって「縁の下の力持ち」なのが「カストーディアル」なのです。

新人研修では、その重要性や清潔への取り組みを体感してもらうことで、「ディズニーの思想」を認知させようとしているのです。

また、正社員が身をもって働く姿は、アルバイトであるキャスト達の士気向上にも繋がります。

カストーディアルの実習は新入社員がディズニーパークの在り方を体感すると同時に、アルバイトキャストのやる気にも直結する、まさに一石二鳥の取り組みと言えますね。

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