【tdr1276】ディズニーの子供向け作品から喫煙シーンが消える!?
2015年3月12日(現地時間)、サンフランシスコで開かれたディズニーの年次株主総会の質疑応答時に、ウォルト・ディズニー・スタジオの会長兼CEOボブ・アイガー氏は「ディズニーの子供向け映画に喫煙シーンを入れることを禁止する」と発言し、多くの反響を呼びました。
アイガー氏の発言によれば、ディズニーは勿論、傘下のマーベル・スタジオ、ルーカスフィルム、ピクサー・アニメーション・スタジオの全ての映画で、喫煙シーンを禁止する、とのこと。
とはいえ、問答無用で排除するわけではなく、喫煙家として知られるエイブラハム・リンカーンのように“歴史上の人物に関するものの作品”はOK。
しかし、PG-13指定(13歳未満の鑑賞に保護者の強い同意が必要)、それ以下の指定がある作品すべてが対象となり、ほとんどの作品で喫煙シーンが排除されることとなりました。
ちなみに、過去のディズニー作品の中には喫煙シーンが含まれるものがあります。
以下、代表的な作品を例に挙げると・・・
○アラジン
ジーニー(煙草)
○ダンボ
カラス(葉巻)
○101匹わんちゃん
ロジャー・ラドクリフ(パイプ)
クルエラ・デ・ビル(紙煙草を挿したパイプ)
○ピーター・パン
フック船長(パイプ)
酋長(パイプ)
○ピノキオ
ピノキオ(葉巻)
○ふしぎの国のアリス
イモムシ(水煙草)
○リトル・マーメイド
アリエル(パイプ) など
ディズニーの名作の中にも喫煙シーンが普通に入っていることが解ります。
今後、こうした喫煙シーンは見られないとは・・・キャラクターや物語によってはOKな気もしますが、アメリカでは日本以上に禁煙に対する動きが激しいようですね。