【tdr1789】「海底2万マイル」の計器に隠された細かい演出
小型潜水艇に乗って海底を冒険するアトラクション「海底2万マイル」
ディズニーシーオープン時からある、ミステリアスアイランドを代表するアトラクションのひとつですね。
遠隔操作される小型潜水艇“ネプチューン号”に乗って海底を探検するツアーに参加する・・・という物語で、ゲストは海底で起きるトラブルに巻き込まれていきます。
さて、多くのゲストは潜水艇に乗った後、窓から見える海の世界に目をとらわれるかと思います。
海に潜るにつれ変わる景色がこのアトラクションの売りですからね、仕方ありません。
ただ、窓の上部にも注目して見てください。
ここにはふたつのメーターが設置されており、ひとつは「DEPTH」と書かれた“深度計”、もうひとつは「OXYGEN」と書かれた“酸素計”になっています。
潜水艇ですからこうしたメーターはつきものですが、このメーター、実は物語の進行具合によって針が動くようになっているのです。
水に潜るにつれ、深度計の針はレッドゾーンへと傾いていき、操作不能になったあたりでマックスに到達します。
酸素計もまた時間が経つにつれ、レッドゾーンへと傾いていき・・・、何とか水上に戻ったころにはギリギリのところまで酸素が減っています。
つまり、ゲストはギリギリの深さまで行き、運よく酸素ギリギリで帰還した・・・ということになっているわけです。
よく考えるととんでもなく恐ろしい事態ですよね。
こうした状況を知っているのと知らないのとでは、奇跡の生還劇の“奇跡具合”も異なるというもの。
「海底2万マイル」を楽しむ際は是非、メーターもチェックしてみてくださいね。
